ワープロソフトを活用しよう

現在は、ほとんど目にすることがなくなりましたが、ひと昔前だと、文書作成にはワープロ全盛の時代がありました。現在はパソコンのワープロソフトにその役目を引きついでいます。

これだけパソコンが普及したので、ワード(Microsoft Word)などの文書作成ソフトを利用している人は少なくありませんが、それでも「パソコンが苦手だから……」、「機会オンチだから……」、「文系なので……」とパソコンを遠ざけている人が多い現実もあります。

しかし、文系の人や文書を多く扱う人こそ、ワープロソフトやパソコンを有効に活用することをおすすめします。

パソコンやワープロソフトを使い慣れている人にとっては当たり前の知識なりますが、ワード(Microsoft Word)などの文書作成ソフトは本当に便利です。

例えば、文章を手書きしている場合、内容や文章を推敲し修正するとしたら、書き直すか、二重線で消したり、修正液で消したり、原稿用紙の右側に修正文字を書いたり、構成変更の場合は「ここに、この文章を挿入」……みたいな矢印を書いたりになってしまいます。提出する正式原稿なら完全に書き直すこでしょう。

しかし、これがワード(Microsoft Word)などのワープロソフトを利用すると状況が大きく変わります。内容や文章を推敲し修正する場合、修正する文字や文章を自由自在に簡単に変更することができます。構成を大きく変える場合でも、長文を挿入したい部分を簡単にあけて、そこに直接文章を書き込んだり、別のところにあった文章をコピーしてきて簡単に挿入することができるのです。

以前、ある全国公募のコンテストの文書原稿を書いたことがあるのですが、もともとパソコンなどは使い慣れていたのですが、何を思ったのか、コンテストの原稿だからと400字詰め原稿用紙約120ページの原稿を手書きしたことがあります。それで、できた原稿の推敲や修正、そして、原稿をワープロに投入、そしてプリントアウトする……という無駄な時間の使い方をしてしまいました。

この時、ワープロに原稿を投入した後のほうが、いとも簡単に修正したり、挿入が可能なので、推敲は最後の最後までやりました。おかげさまで、そのコンテストの佳作をいただきました。この時、<あぁ~、なんてワープロ(ソフト)は便利なんだ>とつくづく感じました。

作家の宮部みゆきさんは、「ワープロがなかったら、きっと作家にはなっていなかったな」と言っていたインタビュー記事を読んだ記憶があますが、それほどワープロソフトは便利なものです。

これから益々デジタル社会になるわけですが、かなり以前から、この手の原稿もフロッピーディスクで原稿を送ったり、メールで原稿を送ったりという流れになっているので、ワード(Microsoft Word)などは最低限使いこなせるようになりたいものです。また、ワードやエクセルを使えることが就職の最低限の条件であることも多いので覚えて損はないと思います。

よりよい PC Life の一助になれば幸いです。

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