【第5回】Windows 8 と Windows 7 に要求されるスペック

2012年10月26日に新しい OS Windows 8 が発売されました。当サイトにおいては、Windows 8 にアップグレード可能なスペックの Windows 7 パソコンの検討をおすすめしていることは、 「【第3回】2013年、Windows 7( Windows 8 にアップグレード可能)パソコンを選択する理由 」でも解説しています。

安定した OS Windows 7 を検討するにしろ、次世代の最新機能の OS を使いたいので Windows 8 を検討するにしろ、要求されるハードのスペック要件を知らないのでは話にならないので、今回は「Windows 8 と Windows 7 に要求されるスペック要件」について解説します。

Windows 8 の最小システム要件は下記の表のとおりです。Windows 7 の最小システム要件とほぼ同じで、現在 Windows 7 が問題なく動いていれば十分クリアしていることになります。

更に、Windows 7 だけでなく、Windows Vista の場合も、ビスタの機能が全て利用できるシステム要件「プレミアムレディ (Premium Ready)」ともほぼ同等になります。Windows Vista の発売は2006年なので、ここ5年くらいに発売されたパソコンなら Windows 8 のシステム要件はクリアしていることになります。

ただ、あくまでも最小システム要件なので「Windows 8 が動作する」ということであり、Windows 8 のフル機能が安定して利用できるという意味ではないので誤解しないよう注意する必要があります

OS Windows 8 Windows 7 Windows Vista
Premium Ready
CPU 1GB以上(32bit / 64bit) 1GB以上(32bit / 64bit) 1GB以上(32bit / 64bit)
メモリ 1GB以上(32bit版)
2GB以上(64bit版)
1GB以上(32bit版)
2GB以上(64bit版)
1GB以上(32bit版)
2GB以上(64bit版)
HDD空き容量 16GB以上(32bit版)
20GB以上(64bit版)
16GB以上(32bit版)
20GB以上(64bit版)
15GB以上
(40GBのHDD)
グラフィック DirectX 9 以上 DirectX 9 以上 DirectX 9 相当32MBの
グラフィックメモリ
画面解像度 1024×768ドット以上
(スナップは
1366×768ドット以上)
特になし 特になし

また、Windows 8 のウリである「タブレット機能」を利用したい場合には、「タブレットの追加システム要件」を満たす必要があります

Windows 8 の「タブレットの追加システム要件」
  • ディスプレーと入力デバイス装置
  • 電源ボタン、回転ロックボタン、ウインドウズキー、音量アップ&ダウンボタン
  • 無線LAN、Bluetooth 4.0
  • ディスプレー解像度は1024×768ドット以上(画面を分割する「スナップ」を使う場合は1366×768ドット以上の解像度が必要となる)
  • 720p以上のカメラ機能
  • 加速度、磁気計やジャイロスコープなどセンサー類
  • USB 2.0

 

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