Windows 7 の世界シェア

アメリカの分析会社 Net Applications 社の調査によると、2013年8月、世界の OS シェアで Windows 7 が Windows XP を抜き世界第一位となり、12月には45.11%になりました。2012年10月に Windows 8 が発売されましたが、2013年1月の調査結果は下記になります。

第1位 Windows 7     44.48%
第2位 Windows XP    39.51%
第3位 Windows Vista   5.24%
第4位 Mac OS X 10.8   2.44%
第5位 Windows 8       2.26%
第6位 Mac OS X 10.6   2.00%
第7位 Mac OS X 10.7   1.96%
第8位 その他           2.10%

パソコン関連雑誌「日経PC21」の読者調査によると、日本においては、Windows 7 利用者が70%を超え、Windows XP から Windows 7 への乗り換えが進んでいることが雑誌に掲載されていました。2013年1月号読者調査による結果は下記になります。

第1位 Windows 7    74.5%  (2011年調査時 → 第2位 43.0%)
第2位 Windows XP   49.9%  (2011年調査時 → 第1位 64.2%)
第3位 Windows Vista 22.1%  (2011年調査時 → 第3位 30.7%)
第4位 Windows 8      7.2%

2012年10月に最新 OS Windows 8 が発売されました。しかし、現在、世界で一番使われている OS は、Windows 7 です。「日経PC21」読者も例外ではなく、約2年前の2011年1月号調査では、Windows XP 利用者が 64.2%でしたが、次第にその割合は減少し、反対に Windows 7 が増加し、2013年1月号の調査では74.5%が Windows 7 を使っているという結果になったそうです。

これらの結果は、Windows 各 OS のサポート終了期限が関係していると思われます。

◆各 Windows OS の延長サポート終了期限
 2014年 4月 8日 Windows XP
 2017年 4月11日 Windows Vista
 2020年 1月14日 Windows 7
 2023年 1月10日 Windows 8

当サイトの別記事にも記載していますが、Windows 7 は、延長サポート期限が2020年 1月14日なので今後約7年は使えることに加え、評判の悪かった Windows Vista の不評だった部分を徹底的に改善してリリースさた OS が Windows 7 であり、利用者側の不満も他の OS と比較して少ないので、世界シェアでもトップになっていることにうなずける結果ではないでしょうか。

日本においては、「日経PC21」の読者調査の結果だけなので断定的なことは言えませんが、統計学の観点から考えれば、日本の利用 OS も約70%以上が Windows 7 であると言えるのではないかと推測できます。

昨年、Windows 8 が発売されましたが、別の調査会社の調査結果においても、Windows 8 の販売水位はあまりよくないようで、パソコンの出荷に全く追い風がふいていないという結果がでています。今後、一般の店頭では Windows 8 一色になるぶん、Windows 7 搭載のパソコンが購入できるインターネットの直販ショップに注目が集まると思われます。

企業現場では、まだまだ当分の間は Windows 7 の利用が続くはずなので、就職など仕事のことを前提に考えるなら、Windows 7 が当然使えることが前提で、パソコン購入を考える必要があるのではないかと思います。

よりよい PC Life の一助になれば幸いです。

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