【第78回】2018年、Windows10に必要なメモリ容量に注意してパソコンを買う

パソコンの処理能力を決めるのはCPUと言われています。

しかしながら、それが全てではありません。

いくら高性能なCPUを搭載したパソコンでも、メモリ容量が少ないと、それがボトルネックとなり、データ処理が追いつかず、速度が遅くなったり、動作がもたつく原因になります。

余談になりますが、パソコン購入を指南している雑誌やサイトによっては、「メモリ容量が少ないとパソコンがフリーズする」と解説している場合もありますが、フリーズはしません。厳密には、動作がかなりもたついて止まったようになることはあっても、完全に動作しなくなるフリーズ状態になることはありえません。そんなパソコンを販売していたら、パソコンメーカーの品質の問題になってしまいます。パソコンのことを理解していない人が解説している記事なので、他の記事情報の信頼性も疑わしい可能性があるので、あまり参考にならないと思ったほうがいいと思います。

本題にもどします。

低価格帯のパソコンではメモリが4GB程度の機種が多いですが、メールやWebページの閲覧程度の軽い作業ならまったく問題ないと思います。しかし、動画編集やゲームなど、負荷のかかる高度な作業をする場合は、4GBではメモリ容量が足りなくなります。

当サイトの別記事でも解説していますが、「メモリは8GBが最適」というのが当サイト管理人の見解です!

ここで1つ注意点があります。

◆OSによって最大メモリ容量が決まる
Windows10には「32bit版」と「64bit版」がありますが、OSの種類によって認識できるメモリ容量に違いがあります。

「32bit版」は4GBまで、「64bit版」はそれ以上のメモリでも認識できます。

つまり、「32bit版」のWindows10を選んだ場合、メモリは4GBまでしか認識できません
Windows10のメモリ動作要件によると、「32bit版」のWindows10は1GBのメモリをOSが消費するので、4GBのメモリを搭載しても、残りの3GBしかメモリを利用することができません。加えて、「32bit版」のWindows10では、仮に8GBのメモリを搭載していても、メモリを4GBまでしか認識できないため、4GBは全く利用されることはなく無駄になってしまいます。

「64bit版」のWindows10のメモリ動作要件では2GBがOSで消費されます。つまり、「64bit版」のWindows10の場合は、仮に8GBのメモリを搭載していても、OSが2GB消費し、残りのメモリ6GBを利用することができるのです。

ここで注意したいのは、メモリが4GBのWindows10(64bit版)パソコンです。

「64bit版」のWindows10では、4GBのメモリがあっても、OSが2GBのメモリを消費してしまうため、利用できるメモリは残りの半分2GBになってしまうのです。したがって、メイン機としてパソコンを使う場合のメモリ容量は「最低でも8GB」を基準と考える必要があるのです。勿論、メモリは多いに越したことはないが、その分パソコンの価格も高くなるので、どの程度の作業をパソコンに求めるかでメモリ容量も変わってくることを知っておいてください。

これらWindows10のメモリ動作要件から判断して、「64bit版」OSなら、8GB以上ないと高負荷作業ではストレスを感じる場面が出てくることを考慮すると、パソコンのメモリは8GBが基本と考える必要があるように思います。

「パソコンのメモリを8GBが基本」と考えのは、当サイトの別記事にも書いていますが、2018年現在でも利用するアプリケーションソフト側が大きなメモリを使用する仕様になっていないという現状があるからなのです。

パソコンに搭載されているCPUが高性能で、メモリが大容量であっても、利用するアプリケーションソフト側の仕様が原因で、処理速度が高速にならないこともあります。

「64bit版」のWindows10に8GB以上のメモリを搭載すれば、パソコンの動作が軽くなることは事実ですが、こと処理速度に関しては「パソコンのメモリを8GBが基本」だと、当サイト管理人は思います。重い作業をしない場合は8GBのメモリで問題はないが4GBではかなり余裕がないはずです。

◆DDR4はDDR3より約2倍も速い
メモリ容量のほかにメモリの規格も重要になります。
第6世代CPU「Skylake(スカイレイク)」以降「DDR4」が利用できるようになりました。「DDR4」はそれ以前の規格である「DDR3」よりも約2倍速い転送レートとなっています。

データ転送レート
「DDR4」 → 2133MT/秒 (17.1GB/秒)
「DDR3」 → 1066MT/秒 (8.53GB/秒)

メモリはデータをやり取りする際にその速度を左右するパーツであり、容量が大きいほど、データの処理速度が速くなりますが、「DDR4」や「DDR3」などの規格により処理速度が変わることも知っておいてください。

パソコン購入の参考になれば幸いです。

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