【第60回】2015年、Windows Vista サポート終了と消費税10%に備える

知っていそうで、けっこう知られていない「Windows OS のサポート期限」、以下がそれになります。

◆主な Windows OS のサポート期間

Windows OS メインストリーム
サポート終了日
延長
サポート終了日
状 況
Windows XP 2009年4月14日 2014年4月9日 サポート終了済み
Windows Vista 2012年4月10日 2017年4月11日
Windows 7 2015年1月13日 2020年1月14日
Windows 8/8.1 2018年1月9日 2023年1月10日
Windows 10 2020年10月13日 2025年10月14日


◆「メインストリーム・サポート」と「延長サポート」の違い

マイクロソフト社が提供している各 Windows OS には、「メインストリーム・サポート」「延長サポート」というものがあります。各 Windows OS 提供開始から5年間を「メインストリームサポート」、それが終了したあとの5年間を「延長サポート」期間として限定的なサポートをし、合計10年で Windows OS の寿命が終了するというのがマイクロソフト社の方針なのです。

2001年11月に発売されたWindows XP に関してだけは、全世界での利用者数が非常に多かったため、最新OSへの移行がほとんど進まず、また、サポート終了の周知徹底が遅れたため、サポート期間を延長に延長を重ねてきましたが、もはやWindows XP のままではセキュリティがあますぎてサポートしきれないため、昨年(2014年) 4月9日で完全にサポートを終了したことは記憶に新しいのではないでしょうか。

サポート終了直後、悪意ある攻撃があり、その時、まだ Windows XP を利用したままのユーザーに猛烈な影響があったため、マイクロソフト社は、例外中の例外として、最終のセキュリティ・アップデートを提供しましたが、それが最終サポートだったことは記憶に新しいことではないでしょうか。古い OS だと、これだけ簡単に攻撃できるんだよ……という警告のようなサポート終了となったのが印象的でした。現在も Windows XP を利用している人は、情報漏えい、ウイルス感染にはじまり、知らない間に自分のパソコンが犯罪に手をかしている場合もあることを自覚すべきだと思います。

Windows XP に限らず、サポート期限が終了したOSを利用し続けることは非常に危険であると言えます。セキュリティソフトをインストールしているから大丈夫と考えている人は完全に誤った認識です。

極端な言い方になりますが、童話「三匹の子ブタ」のお話に例えるなら、「ワラの家(Windows XP)」に「最新型のカギ(セキュリティソフト)をかけている」……みたいなイメージだと言ったら理解してもらえるのではないでしょうか。「ワラの家(Windows XP)」に、いくら「最新型のカギ(セキュリティソフト)」を導入していたとしても、簡単に家の中に入れますよね。それと同じことなのです。「家そのものが頑丈で安全」でなければ、最新型のカギを導入しても全く機能しないのです。

「延長サポート」について、もう少し説明すると。

「延長サポート」は、現在利用中の OS を最新の製品に移行してもらうための準備期間という意味合いの期間であり、パソコンを多く使う企業に対するサポートの意味合いが強いものなのです。5年ごとに、「ハイ、今日でサポート終わりですから、新しいOSを使ってね」……と言われても、企業にとっては経費がかかり過ぎます。そのために「メインストリームサポート」と「延長サポート」合わせて10年間のサポート期間を設定しているのです。

「延長サポート」期間においては、最新の機能は提供されず、「主にその OS のセキュリティを守るための更新プログラム」が配布される期間なのです。最新の Service Pack (サービスパック)を適用して Windows を最新状態に保つ、これが、それに該当します。別の視点で表現すれば、最新の Service Pack (サービスパック)を適用していない「 Windows Vista 」や「 Windows 7 」はマイクロソフト社のサポートを受けられないことを意味しているので注意する必要があります。

Windows XP の場合、2001年11月16日に発売されたので、約12年5ケ月もサポートされていたことになりますが……よく、あんなに長いことサポートしていたと、つくづく思います。

このような意味合いがあるので、「メインストリームサポート」期間が終了している「 Windows Vista 」と「 Windows 7 」利用者も、新しいWindows OS への移行を検討しなければならない時期になっているのです。

特に、Windows Vista 利用者に関しては、延長サポート終了が「2017年4月11日」と、約1年4ケ月後にせまっています。

また、Windows Vista の延長サポートの終了する「2017年4月11日」は、ちょうど「消費税が10%」になる時期と重なります。今年(2015年)の秋頃に「消費税10%」の話もありましたが、それが流れた代わりに「2017年4月に確定」しました。

今のうちから、準備しておく必要があるのではないかと思います。

パソコン購入の参考になれば幸いです。

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