パソコンのデータは勿論のこと、メールソフトやオフィスソフトをはじめ、自分が好んで使っている便利ソフトなどを保存して、出先のパソコンにセットするだけで、データやソフトが利用できるなど、非常に使い勝手がよいため広く利用されているUSBメモリ。確かに非常に便利です。
これだけUSBメモリが広く利用されているのは、その便利さを知っている人が多いからでしょう。
しかしながら、この便利なUSBメモリの寿命を正確に把握している人は、決して多いとはいえないのではないでしょうか。
その便利さ、手軽さのイメージから、USBメモリは半永久的に使えるようなイメージがありますが、残念ながら半永久的には使うことはできません。
USBメモリは、データの記録部にフラッシュメモリと呼ばれる半導体素子を採用しています。この半導体素子に書き込める回数は、2007年6月現在の技術では、一般的に「高速モデルで10万回」、「標準モデルで1万回以下」と言われています。
少なく見積もって、1日に10回書き込むと仮定すると、標準モデルなら3年で寿命をむかえる計算になるのです。安いからと標準モデルを購入し、USBメモリの寿命という知識もなく、頻繁に書き込みをしていた場合、3年ともたないので注意が必要です。
それぞれ使用している機種やモデルは異なりますが、このように、USBメモリには寿命というものがあるので、あくまで「一時的に利用する製品」であることを絶対に忘れないようにしてください。
よりよい PC Life の一助になれば幸いです。
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