SSDって何?

最近よく目にする言葉に「SSD」というものがあります。しかし、まだまだなじみの薄い言葉なので、今回はこの「SSD」について解説します。

SSDとは「Solid State Drive (ソリッド・ステート・ドライブ)」の略称で、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)に代わる次世代の高速処理が可能な記憶装置のことです。

SSDはフラッシュメモリーを記憶媒体にしており、HDDのようなディスクを持ちません。接続インタフェース規格はHDDと同じATA規格を持っています。

SSDの長所としては、HDDのようにディスクを持たないため、データの読み書きの際、読み取りヘッドをディスク上で移動させる時間(シークタイム)や、目的のデータがヘッドの位置まで回転してくる時間(サーチタイム)が存在しないので、データの読み書きがHDDに比べて非常に高速であることがあげられます。

HDDのようにディスクを駆動させるモーターも存在しないため、消費電力が少なくてすみます。更に、衝撃によって破損しやすいディスク駆動部分が存在しないため、HDDと比べて耐衝撃性も高いと言われています。

これらの長所から、持ち運びするモバイルパソコンにSSDを搭載した機種が登場しはじめていますが、価格が非常に高く、この記事を書いている現時点では「64GBで約11万円程度」で、低価格になることが望まれています。

よりよい PC Life の一助になれば幸いです。

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