【第26回】2013年、仕事用パソコンに求められるスペックを考える

最近では、パソコンを使わない仕事を見つけるのが難しいほど様々な分野でパソコン(コンピュータ)が使われています。一般家庭においては、一人一台どころか、一人で何台ものパソコンを私有していることも珍しくない時代です。

夏の夜空に大輪の花を咲かせるあの花火でさえ、花火師が1つ1つ花火を点火している時代は過ぎ去っています。計算され、コンピュータ制御で発射された花火が、あの素敵な文字や絵柄を夜空に描いているのです。

ところで、「仕事で使うパソコンに求められるスペック」と聞いて、みなさんはどのようなイメージをいだきますか。

「高いスペックのパソコン」に決まってるじゃない……と考えますか。「仕事用は高いスペックのパソコン、一般家庭用は低いスペックのパソコン」……本当に、そうなのでしょうか。

結論を最初にお話すれば、「求められる仕事内容によりますが、その多くは、その逆」なのです。

個人が所有するパソコンの場合、Web閲覧、メール、Word(ワード)やExcel(エクセル)などの事務ソフト、ホームページ作成、ゲーム、オンラインゲーム、音楽や動画の再生や編集……etc、個人所有のパソコンは様々なことが要求されることを前提に製品化されているので、低価格なパソコンであっても、ある程度のスペックが要求されます。

一方、仕事で使われるパソコンは、限られた作業さえできればよいので、個人が所有するパソコンほど高いスペックは必要ない場合が少なくないのです。

もう少し正確な表現をすれば、動画の編集、研究・開発など、パソコンに高いスペックが要求される仕事をする場合を除けば、個人が所有するパソコンほどのスペックは必要ないということです。

職場の仕事用パソコンで、高いスペックが要求されるゲームをやりますか。やりませんよね。Web閲覧、メール、Word(ワード)やExcel(エクセル)を使って文書や表計算書類の作成、PowerPoint(パワーポイント)を使ってプレゼンテーション資料の作成をはじめとする事務作業、ホームページ作成……etc。このように、仕事の現場では、さほど高いスペックが求められるパソコンは必要ないのです。勿論、研究・開発、動画編集など高いスペックが要求されるパソコンでないと作業ができない場合もあります。

上記のことを考慮すると、「仕事用のパソコンは、仕様を自由に変更できる、あるいは、別構成仕様が多数選択できる、インターネット上のパソコン直販メーカーを利用する」ことが、賢く経済的な買い物をすることになります。

ほとんど拡張性のないノートパソコンに関しては、購入時に、自分の様々な希望に仕様変更可能なインターネット上のパソコン直販メーカーを利用することが賢い選択と言えます。

パソコン購入の参考になれば幸いです。

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