3月、4月は新生活に向けて準備の季節。パソコン購入を予定している人もいることでしょう。
しかし、いざパソコンを買うとなると、パソコンの何を、どう見て、判断したらいいのか……さっぱり……という人も多いのではないでしょうか。
パソコンに詳しいを自称している人でも、はたから見ていると、無駄に多くのお金を払った買い物をしていることが少なくありません。単に、高スペックのパソコンを買ったことに満足しただけであり、購入後、そのスペックをフル活用していないことのほうが多いのではないでしょうか。
今回は、そんな無駄なお金を支払うことなく、「自分にあった適切なパソコンの選び方」について解説します。別の表現をすれば「絶対にはずせないパソコン選びのポイント」になります。
「絶対にはずせないパソコン選びのポイント」……タイトルは仰々しいですが、内容はいたってシンプルな考え方です。
「自分にあった適切なパソコンを選ぶ」場合、絶対にはずせないパソコン選びのポイントは「パソコンの利用目的をハッキリさせること」です。
当サイト管理人の体験談をもとに、もう少し具体的に説明します。当サイト管理人は、過去に、画像編集の仕事を副業でやった経験があります。ある出版社からの外注の仕事でした。その時、取引先の出版社から、使用機種はマック(Macintosh(マッキントッシュ))、画面サイズは17インチ以上、解像度は……と指定されました。当時は、お金を稼ぎたかったので、作業効率を考えて、高スペックのマック2台、保存用ドライブ2台、ソフトの Photoshop その他を用意したので、約150万円の出費で副業の準備をしました。結局、月額約35万円くらいの収入で、約2年間で副業をやめました。
月額約35万円 × 24ヶ月 = 約840万円の収入
約840万円の収入 - 約150万円の副業準備金 = 約690万円の利益
不要になったマックなどをソフマップに売却 = 約80万円(記憶が正しければ……確か)
副業の利益・約690万円 + 売却益・約80万円 = 約770万円
なまなしいお金のお話になってしまいましたが、ここでお伝えしたいことは、お金のことではありません。「自分にあった適切なパソコンを選ぶ」場合、絶対にはずせないパソコン選びのポイントは「パソコンの利用目的をハッキリさせる」ということを、典型的な事例をとおして理解してほしかったのでお話したのです。
上の事例のように、(1)副業で稼ぎたい、(2)取引先からの指定機種(マック)があった、(3)作業効率をあげて副業金額を上げたいので高スペック機を2台用意した、(4)2台同時利用できるように、遠隔操作可能なワイヤレス・リモコン・マウスを用意した、(5)投資した以上のお金を稼ぐ、(6)不要になったマシーンは売却してお金にかえる……etc。
結局、副業だったのと、フルタイム副業をやっても、月額約50万円以上は稼げないので、作業時間のわりに稼げる限界を感じたので約2年間で副業はやめました。
この例は極端な例ですが、日常的にパソコンを選ぶ場合にも、これに近い考え方が必要でり、そこが「絶対にはずせないパソコン選びのポイント」になります。
ほとんどWeb閲覧やメールしかやらない人が、高スペック機を選択しても意味がありません。逆に、高スペックを要求されるオンラインゲームをやる人が、お金をけちって低スペック機を購入してしまい、「動作が遅い!!」なんて愚痴るのは……どうかと思います。
事務系のソフトを利用する人なら、「利用するソフトのシステム要件」を確認し、それより少しスペックの高い機種を選択するのがポイントになります。なぜなら、ソフトのシステム要件は「ソフトが動作する最低限、あるいは推奨環境」であって、サクサク快適に動作させるのであれば、システム要件や推奨環境より少し高めのスペックにするのがベターであり、仕事などで利用するのであれば「約2倍のスペックにする」というのがベストだと思います。
当サイト管理人が昨年秋に購入したパソコンに関しては、Web作成がメインなので、さほどスペックは高くなくていいのですが、処理速度がそれなりに速い CPU 、物理メモリは 8GB(ギガバイト) 搭載しています。作業中、パソコンのもたつきがあったのでは Web作成が進まないので、そういうスペックの機種を選定しました。
「自分にあった適切なパソコンを選ぶ」場合、絶対にはずせないパソコン選びのポイントは「パソコンの利用目的をハッキリさせる」ことです。パソコンの金額、メーカーがパソコン選びのポイントではないのです。
<< New LaLaLaLand トップページに戻る >>