【第14回】2013年、お金をうむパソコンを買う

当サイトの「PC Life エッセンス」の「パソコンは消耗品」という記事の中で、『「パソコンは消耗品」と考えれば、メーカー名にとらわれることなく、自分の希望するスペックと予算で好みの機種を選択することが賢いパソコン選びになると思います』と、当サイト管理人の考え方を述べました。

今回は、別の視点、別の発想よる「パソコンの賢い選び方」をお話します。

「パソコンは消耗品」という記事の中でも述べているとおり、所詮、「パソコンは消耗品」で、いつかは壊れ、また新しい製品を購入する……この繰り返しです。加えて、パソコンは、時間の経過とともに値段がだんだん下がりはじめ、3ヶ月程度で、前製品発売時とほぼ同価格でありながら、より性能がアップした後継の新製品が発売される……これがパソコンの価格変化の流れであり、今後もこの傾向は変わらないでしょう。

しかし、別の発想をすると、パソコンは単なる消耗品ではなく「お金をうむ道具である」という側面が見えてきます。

別記事「【第11回】2013年、絶対にはずせないパソコン選びのポイント」の中で、当サイト管理人が出版社の外注の仕事を副業でやった経験を記載してますが、この事例からもわかるように、パソコンの活用のし方しだいで、パソコンの購入代金は勿論のこと、それ以上のお金をパソコンが稼いでくれるようになります。

少なくとも、当サイト管理人にとって、「パソコンはお金をうむ道具」であり、購入したパソコンの代金のもとはとっており、プラスアルファーのお金をうんでおり、それは現在も同じ状況です。

誰もが無料配布されている求人誌を読んだ経験があると思いますが、募集資格欄には、どんなことが書いてありますか。

事務系の仕事なら、「Word (ワード)、Excel (エクセル)の基本操作」、「専用端末にて受発注業務」、「納品書作成」、「専用端末へのデータ入力」、「パソコン操作可能な方歓迎」……etc。

多少専門的な職種なら、「Power Point (パワーポイント)使える方」、「CAD (キャド)使用可能な方」、「ホームページ更新できる方」、「DTP経験者歓迎」、「パソコンやインターネット関連の知識のある方歓迎」……etc。

現代社会においては、職種の違いはありますが、ほとんどの分野にパソコン、専用端末、サーバーなど、コンピュータが仕事に深いかかわりをもっています。

医療現場へのコンピュータ導入は、医療そのものをも進歩させており、小さな町医者でさえ、電子カルテが使われており、中規模以上の設備の整った病院になると、CT、MRI、レントゲン……様々な部署と医師の目の前のパソコンがオンラインでつながっており、CT 検査の結果が、すぐに医師の使うパソコンで確認ができる時代です。看護師が病室巡回時に検温した結果や患者の様子をノートパソコンを使って電子カルテにデータベースとして入力していることも、当たり前になっています。

医師のいない離島の診療所では、インターネット回線を使い、モニターを通して患者と医師が向かい合い診察している現場があることを、先日、テレビで放送しているのを見ました。

AKB48の前田敦子さんが主演したことで話題になった、映画「もしドラ」のメイキング映像では、映画製作の舞台裏を見ることができますが、この映画は甲子園を目指すある高校のお話で、撮影が夏かと思いきや、真冬に撮影されています。

撮影中に雪が降ったり、吐く息が白くなったり……etc。そんな状況を夏に変えてしまうのが、コンピュータを利用した「VFX(ブイ・エフ・エックス)= Visual Effects (ビジュアル・エフェクツ)」技術です。映画やテレビドラマにおいて、現実には見ることのできない画面効果を実現するための技術、視覚効果が利用されていることが紹介されていました。

実際に降っている雪の映像から雪だけを消したり、野球場に集まっているエキストラ人数が足りない場合には、何倍にも増やしたり、実際の打球だと予定外の方向にボールが飛ぶため、ボールを使わないでバッターがスイングするのですが、完成した映像では、あたかも実際に打球が飛んだように(それもリアルに)……このような部分に VFX 技術が使われていました。

農業などの分野でも、当たり前にコンピュータは使われはじめ、低コストで高収穫を安定して見込めないかなどの実践が行われています。

このように、あらゆる職種、生活のあらゆる場面にコンピュータは浸透しているのです。

単にWebページを見たり、ネットショッピングをしたり、調べものをしたり、ゲームをするだけではなく、あなた自身の未来をきりひらくために「パソコンはお金をうむ道具である」という発想で、パソコンを買うことも、時には必要ではないかと思います。

あなたが未来を切り開くのを、パソコンは、きっと力強くサポートしてくれるはずです。

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