【第7回】2013年、10万円以下のノートパソコンは買いか?

過去記事「10万円以下のノートパソコンは買いか?」掲載からかなりの時間が経過したので、続編として「2013年、10万円以下のノートパソコンは買いか?」を書くことにしました。

■2013年、10万円以下のノートパソコンについて
1985年、Windows 1.0 が誕生。その後、進化を続け、1995年にWindows 95 が誕生し、Windows はパソコンブームの立役者的 OS になりました。Windows という OS は更に進化を続け、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、そして、2012年10月26日に Windows 8 が発売されました。

OS の進化同様、パソコン本体に使われている各種機器も日々進化し続け、今までできなかったことがドンドンできるようになってきました。起動や処理速度は高速化し、ハードディスクの容量は大容量化し、1TB(テラバイト)搭載のノートパソコンも珍しくありません。物理メモリの搭載量も4GB(ギガバイト)、8GBも当たり前の時代になっています。

では、ノートパソコンの価格はというと、2013年現在、メーカーに関係なく低価格化しています。これは、ひとえに『技術の進歩』がもたらした結果と言えます。

2000年前後までノートパソコンの実売価格は20万円台が当たり前でした。しかし、現在では、当時とは比較できない性能のノートパソコンが10万円以下で購入することができます。パソコンに詳しくない方にとっては、10万円以下のノートパソコンは「安かろ、悪かろ」のイメージがあるかもしれませんが、時代は変わったのです。『安くて高性能!!』、これが2013年現在のパソコン最新事情です。

■結論は、どうなのよ?
最終的には購入者の判断になりますが、購入価値は高いと思います。

では、現在販売されている「10万円~20万円台のノートパソコン」と「10万円以下のノートパソコン」の価格差は何かということになりますが、これは単に「現在における性能の差」と言えます。

より高速処理が可能なCPUを搭載していたり、より性能のよいグラフィックボートを搭載していたり、テレビチューナーを搭載していたり、液晶モニタのサイズが大画面で解像度が高かったり、記憶部のハードディスクが大容量だったり、メモリが大容量だったり……etc、例をあげればきりがありませんが、これでもかこれでもかっていうくらいの新技術が搭載されているために10万円~20万円台のノートパソコンも存在するのです。

しかしながら、私たちが通常パソコンを利用するシーンを想像してみてください。文書作成、事務処理、Webページ閲覧、メールチェック、音楽データの取り込み、携帯音楽プレーヤーへの音楽データの移動、動画再生、Webページ作成、画像の編集、ブログを投稿する、ハガキ作成などが一般的であり、それ以上のことはほとんどやらないのではないでしょうか。スペックを要求されるオンラインゲームを利用する場合でも、グラフィックボードの性能があがっているので、10万円未満のノートパソコンでも十分利用できる場合が少なくありません。それほど技術は進歩しています。

普通の作業をするだけなら、10万円以下のノートパソコンのほうが経済的と言えます。2013年においては、「10万円以下のノートパソコンは買いか?」というククリ方にも無理があるようで、「5万円以下のノートパソコンは買いか?」というククリ方のほうがいいのかもしれません。

ただ、5万円以下……とククってみたとしても、解説はさほど変わらない現実があります。当サイト管理人は、パソコン関連のネットショップの情報を見てまわるのが好きなので、当サイトには価格帯別の情報として、「2万円台~9万円台のノートパソコン情報」を掲載していますが、このページを作成した当初は、最低価格のノートパソコンは7万円台で、10万円以下のパソコンの種類もさほど多くはありませんでした

しかし、時間の経過とともに技術は進み高機能で低価格のノートパソコンの種類は増え、2013年現在では、2万円台のノートパソコンすら存在しています。10万円以下で購入できるノートパソコンの種類は非常に多くなっており、種類が多すぎる分、逆に迷ってしまうかもしれないという嬉しい悲鳴があがりそう……というのが現実ではないでしょうか。

■注意点
注意する点があるとすれば、光学ドライブが搭載されていない機種が低価格機には多いので、そのポイントだけはおさえておいたほうがよいと思います。また、事務処理ソフトが必要な場合は「 Microsoft Office 」の付属もチェックしておくとよいと思います。個人的には「 Microsoft Office Home and Business 」付属の機種をおすすめします

Word や Excel だけあればよいなら「 Microsoft Office Personal 」でもよいのですが、プレゼンテーションソフトPowerPoint や他のソフトも利用したい場合は、「 Microsoft Office Home and Business 」付属の製品を選択するのがベストだと思います。特に、就職活動、将来のことを考えるのであれば、「 Microsoft Office 」は覚えなければならない必須事項と言っても過言ではないでしょう(好む、好まないにかかわらず、世界シェア第一位なので、知らないと話にならないという現実があります)。

■購入を検討するなら
別記事にも掲載していますが、パソコンメーカー直販のネットショップの利用を強くおすすめ致します。

2013年現在でも、まだまだ知らない人が多いのですが、パソコンメーカー直販のネットショップを利用して購入すると、3年間保証になるメーカーがあったり、OS、CPU、メモリ容量、HDD容量、クラフィックボード、光学ドライブなどの変更や SSD の追加搭載など、仕様を自分好みにカスタマイズ(変更)することもできます。不要な機能は減らし安いものに変更したり、必要な機能を搭載できたり、自分で価格を調整することも可能なので、ネットショップの利用をおすすめ致します。

■価格帯別最新情報
★随時更新された10万円以下のノートパソコン最新情報は以下で確認できます★

【2万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【3万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【4万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【5万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【6万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【7万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【8万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

【9万円台ノートパソコン】最新情報はこちら(2021年3月26日更新)

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