【第57回】2015年、NTTフレッツ光回線利用者が、ソニーストアでパソコン購入時に「コラボ」申込みすると、20000円以上のキャッシュバック

みなさんは、2015年2月頃から、NTT東西の「フレッツ光回線」において、「光コラボレーションモデル」という新サービスが開始されたことをご存じでしょうか。

一言でいうと、「NTTのフレッツ光回線を様々な事業者に卸し販売するしくみ」が開始されたということです。NTTは「フレッツ光回線」を従来通り直販もするし、様々な事業者を経由しても販売しますよ……ということです。

イマイチ……ピンとこない人は、お菓子の販売の流れで考えると、わかりやいすかもしれません。

お菓子メーカーのグリコって、商品をお客様に直接販売しないですよね。ほとんどの場合、「グリコ → 卸問屋さん → 小売店 → お客様」とか、「グリコ → 大手流通企業の親会社が一括購入 → 系列のコンビニやスーパー →  お客様」という流れで、私たちはお菓子を買っていると思います。

インターネットをしたい場合、一般的に、(1)通信回線、(2)ISP(インターネット・サービス・プロバイダ=以下ISP(プロバイダ))、(3)パソコンなどの通信機器、この3つが存在しないとインターネットはできません。3つのうち、どれか1つが欠けていても、インターネットはできません。

「えっ? うちYahoo! BBだけど、プロバイダ契約してないよ」……という声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。

「Yahoo! BBの場合、Yahoo! BBが(1)回線と(2) ISP(プロバイダ)を同時に提供しているので、「(1)+(2)」で1つになっているので「プロバイダと契約してない」と感じてしまうだけなのです。Yahoo! BBは回線だけあればインターネットができる……と勘違いしてしまっているだけなのです。各携帯電話会社のインターネット環境も、これと全く同じです。ドコモ、AU、SoftBankが回線とISP(プロバイダ)業務をまとめてやっているだけなのです。

Yahoo! BBやKDDIなどの通信企業にも独自に所有している回線設備はあります。しかしながら「ほとんどはNTTから借りている回線設備でサービス提供している」というのが現実なのです。光回線の場合なら、ダークファイバーと呼ばれる「NTTで使わない、あまっている光ファイバー回線」を、他社が借りて各種の通信サービスを提供しています。

NTTのフレッツ光回線からYahoo! BB光回線に変えた経験者ならわかると思います。Yahoo! BBに変更して、ルータは届いたかもしれませんが、わざわざYahoo! BBの回線工事に誰か来ましたか? 来ないですよね。当たり前です。だって、NTTの光回線をYahoo! BBが借りてるんだから、自宅までの光回線の工事なんて必要ないのです。NTT局内にある設備をYahoo! BB用に、ちょこっと変更するだけで、「はい、Yahoo! BB回線」となってしまうのです。世の中、こんなものです。だから、NTT回線だから遅いとか、Yahoo! BB回線だから速い……そんなことは現実的には、ありません。速度がかわったとすると、ISP(プロバイダ)の中継設備が変わるので、それで回線速度が、遅くなったり、速くなったりするだけです。

もともと国営企業だった日本電信電話公社がNTTとして民営化されたわけですが、そのNTTより何十年もあとから生まれた民間の通信企業に、日本全国、あるいは全世界に、通信設備を設置するお金があるでしょうか……ちょっと考えたら、そんなことは無理だということがすぐわかると思います。全ての通信会社は、NTTの設備を借りて運営しているのです。

回線はNTTのフレッツ光回線、ISP(プロバイダ)はOCNとか、BIGLOBEとか、plalaとか、@niftyとか、So-netなど、「回線+ISP(プロバイダ)」という契約パターンでインターネットをしている方が非常に多いのではないかと思います。

2014年まで、「NTTは回線のみを、利用者に直接販売」してきました。しかし、2015年からは、NTT「フレッツ光回線」の「光コラボレーションモデル」という新サービスが開始されました。「NTTの光回線という商品を、代理店に卸し販売し、代理店がお客様に販売する」という新しい販売形態をスタートさせたのです。

「光コラボレーションモデル(以下「コラボ」)契約」の場合、製品そのものは「NTTのフレッツ光回線で全く変わりがありません」が、「あくまで、お客様は、代理店と契約している」ので、契約関係も、支払なども全て、契約した代理店(コラボ事業者)との取引になります。

「NTTは、あくまで製品の製造メーカー」として、光回線の故障の修理などが発生した場合に修理担当者が直接対応することはあっても、契約や支払いなどに関しては一切関与しない……みたいになっています。NTTのみが提供している各種製品であっても、契約的には、お客様と代理店でのやりとりということになります。

大雑把な説明になりますが、これがNTT「フレッツ光回線」の「光コラボレーションモデル」という新サービスになります。

このNTT「フレッツ光回線」の「コラボ」という新サービスが開始されると、どんないいことがあるのかというと、代理店……正確には「コラボ事業者」と呼ばれる企業になりますが。

現在、フレッツ光回線利用中でも、「転用(てんよう)」と言って、「コラボ事業者とコラボ契約に変更することが可能です。ほとんどの場合、今までの月額支払金額より利用料金を安くおさえることが可能になります。初めての新規回線契約希望者なら、NTTと直接契約をするか、コラボ事業者と契約するか、選ぶことも可能です。

一番大きいメリットは、(1)ISP(プロバイダ)や、(2)NTTドコモ、AU、Softbankなどの携帯通信各社と「コラボ契約」すると、トータル的な支払金額がかなり低くなる場合が多いことです。

今まで別々に支払っていた「NTTの光回線料」と「ISP(プロバイダ)料」の「合計」が2~3千円は安くなるとか、携帯やスマホ代金が1人当たり1~2千円安くなるなど、さまざまあります(コラボ事業者により内容や金額は異なります)。

現在、NTTのフレッツ光回線利用者なら、ほとんどが「転用」対象なので、現在の利用頻度、支払金額、コラボ転用のメリットはかなり大きいと思います。

◆ソニーストアでパソコンやタブレットを買う
現在、ソニーストアでは、VAIOパソコンの購入と同時に「フレッツ光回線利用者が、So-netヘコラボ転用契約を結ぶと、20000円以上のキャッシュバックが受けられる」というキャンペーンを実施しています(2016年1月15日迄)。

ご存知の方も多いと思いますが、So-net(ソネット)は、ソニー・グループのISP(プロバイダ)企業です。

「現在のNTTフレッツ光回線料金+現在利用中のISP(プロバイダ)料金」と、「コラボ転用後の合計月額料金比較+20000円以上のキャッシュバック」……一考の価値があるように思います。

現在契約中のISP(プロバイダ)を変更したい人は勿論ですが、現在契約中のISP(プロバイダ)契約を維持したい人でも、そのISP(プロバイダ)の「最低料金プランに契約を変更して、メールアドレスなども利用できるようにしておけば」、支払金額をおさえられ、合計支払金額では、コラボ転用のほうが安くなる場合が多いです。

「コラボ契約への転用の利点」は、現在、フレッツ光回線利用中の場合、コラボ契約に転用変更になったとしても、現在利用中の光回線、ひかり電話ルーター、NTTのレンタル機器、契約中のISP(プロバイダ)の接続設定、メール設定など、「いっさい物理的に変更する必要がないまま利用し続けられる」ということです。

あくまで「契約だけが、コラボになっただけ」……ということなのです。

物理的なものは何も変わらずに利用し続けられます。提供される商品は全く変わらないけど、料金、支払先の契約がNTTではなくコラボ事業者になっただけということなのです。

補足余談になりますが、こんなに便利なものなら、なぜ今まで提供してこなかったんだよ! ……となりますが、簡単に説明すると「法律」の問題です。

NTTは、もともと国営企業が分割民営化された巨大通信企業なので、民営化された現在も、様々な法律でがんじがらめに規制されている中で各種サービスを提供しています。

後発の民間通信会社、AU、SoftBankなどが、回線とISP(プロバイダ)契約をセットで販売したり、インターネット回線と携帯やスマホをセット契約すると割引率が高かったり……と、バンバン宣伝して契約者をどんどんとれるのに対し。

NTT東西、NTTドコモなどは、NTT関連法でがんじがらめに「法律のしばり」があり、「セット契約は禁止されていました」。その結果、NTTドコモのシェアがどんど低下し続け、AUやSoftBankが売り上げを伸ばし続け、NTTドコモ利用者が激減、また、NTTドコモ利用者の不満が高まり、市場経済の不平等化が大問題になり、やっと法律が少し緩和された関係もあり、2015年の「光コラボレーションモデルの提供」となったという背景があります。

企業間の問題はさておき、インターネット、携帯、スマホなどを利用する私たちにとってとは、とてもいいサービスが提供されたことになります。

NTTフレッツ光回線利用者の方で、ソニーストアからVAIOパソコンを購入する際は、「コラボ転用のキャッシュバックキャンペーン」を検討するのも一考かと思います。

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ちなみに、詳細は「ソニーストアの各商品の購入画面」で確認できます。

パソコン購入の参考になれば幸いです。

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